【活動報告】第8回特別講習会について
2017/03/22
*終了後、インタビュー方式で数名に感想や意見をお聞きしました
①病院勤務の調理師・経験年数37年・初参加
『自分の病院では嚥下調整食の提供も行っており、自分は慣れているが、中には“なぜこのような食形態なのか”ということを理解しないまま作業している人もいる。
若い人たちはこのような会に集まってぜひ学んでほしい。また、作り手は必ず試食をすること。そのままの作業の流れで提供しないでほしいと常々思っている』
②開業医の歯科衛生士・経験年数30年・初参加
『今回、初めて中越NSTの講習会に参加した。わからないこともまだ多かったが、実物を通しての説明だと理解しやすくて良いと思う。ただ、いろんな粉(ゲル化剤、とろみ剤)を使用してみたが、完成後の食感などはあまり差が感じられなかった。調理手順や調理方法で間違いがあったのかもしれないが、自分の班のものではあまり違いがわからなかった。ただ、お粥はコード分類と照らし合わせて試食するとその差が分かりやすかった』
③病院勤務の管理栄養士・経験年数9年・5回以上の参加
『今までは、調理師や患者・患者家族に対して、嚥下調整食の作り方を指導する立場だったが、実際に自分が作る側に回ってみると、思うようにいかないことがある。言うことは簡単だが、実際に作る側としては難しいと感じることもあり、その気持ちを知れて良かった。これからは作る側の戸惑いなども考慮しての指導ができそう』
以上です。
コメントをいただいた皆様、ありがとうございました。
中越NST摂食嚥下部門 第8回特別講習会のご案内
時下,益々ご清栄のこととお慶び申し上げます.中越NST摂食嚥下部門の第8回特別講習会を下記の
内容で行う事となりましたので,ご案内を申し上げます.
より大勢の皆様にご参加いただきたくご案内申し上げます.お忙しいとは存じますが,よろしくお願い致します.
記
日時:平成29年3月11日(土) 13 : 00~16 :30 予定 (12:30~受付)
場所:さいわいプラザ 別棟2階調理室
〒940-0084 新潟県長岡市幸町2-1-1
対象:看護師、保健師、PT 、OT 、ST、管理栄養士、薬剤師、歯科衛生士、
介護支援専門員、調理師など摂食嚥下や栄養に関わる医療従事者、職員の方など
内容:テーマ「作って・食べて学ぼう嚥下調整食~学会分類2013に基づく調理法の展開~」
講師:株式会社フードケア 営業部 主任 在川(ざいかわ) 一平(いっぺい) 先生
嚥下調整食について、「学会分類2013」に基づき、コード4~コード2-1まで実際に調理。献立を展開させる中での、調理の注意点・工夫法や、実際に試食をすることで、物性についても体験して学ぶことができます。 |
参加費:500円
持ち物:エプロン、三角巾or調理用キャップ、内履き
参加人数:会場・講習内容の都合上、先着50名程度
過去情報一覧
- 2017/11/10【学会参加報告】第23回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会
- 2017/09/13【お知らせ】当会の世話人一覧について
- 2017/09/08【次回11月18日開催の特別講習会案内について】
- 2017/08/30【活動報告】7月22日の嚥下造影勉強会について
- 2017/08/03中越NSTサマリー試用可能のお知らせ
- 2017/06/30【活動報告】次回6月10日の特別講習会について
- 2017/06/30【活動報告】5月20日の特別講習会
- 2017/06/09【お知らせ】次回6月30日の合同勉強会について
- 2017/05/11【活動報告】嚥下部門第9回勉強会について
- 2017/04/192017年度の年間予定について
- 2017/03/22【活動報告】第7回特別講習会について
- 2017/03/22【活動報告】第8回特別講習会について